母親・晶子(鈴木保奈美)が、港西警察署に出頭したと知らされても驚くことなく、冷静に口笛を吹いていた黎(福士蒼汰)のラスト結末の言動行動に衝撃を受けた【愛してたって秘密はある】第8話
今まで、黎に奥森(堀部圭亮)を思い起こさせる凶器のトロフィーや、不気味なメールを送りつけたりしていた犯人が晶子だと、考察していましたが、8話のラストで見事に覆されてしまいました。
父・奥森を殺害したことから、罪の意識に苛まれる黎を守る為に、もう一人の黎が現れたのでしょうか?
夫・奥森の日記を燃やして自ら警察に出頭し、不気味に口笛を吹き、多重人格の黎が犯人と予想した
【愛してたって秘密はある】8話 あらすじとネタバレ感想をまとめました。
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【愛してたって秘密はある】8話 あらすじとネタバレ
黎(福士蒼汰)は病院内の風見(鈴木浩介)の部屋で、黎の部屋から消えた父・奥森(堀部圭亮)指輪と血痕の付いたトロフィー、陥没した跡のある頭蓋骨が入った箱を見つけた。そこに居合わせた暁人(賀来賢人)は奥森と記されていた名前から黎に父親の物かと訊ね、黎は曖昧にそうだと答える。
暁人は警察に通報し、駆け付けて来た一ノ瀬(矢柴俊博)ら、警察の人間から現場にいた理由を尋ねられ、風見が10年前に爽を襲い自首する矢先に姿を消したと説明した後、爽(川口春奈)に連絡して、風見が失踪した事と黎の父親が殺されていたことを話し、風見の行方を追う。
DNA鑑定の為、黎と共に警察に呼ばれていた晶子(鈴木保奈美)は一ノ瀬から3人の写真を見せられ、風見と奥森の関係を尋ねられる。晶子は風見が奥森の後輩で奥森も風見に目をかけていたと説明するが、一ノ瀬から『あなたとも随分、親しかったんですね』と問われ、奥森がいなくなってからも親身になってくれ、黎のことも気にかけてくれていたからと動揺しながら答える。晶子が黎と共に警察を出ると、待っていた爽は黎に気遣いの言葉を残して足早に立ち去って行く。
黎と共に自宅に戻った晶子は、爽を襲ったことがバレるのを恐れて、風見が黎と爽の結婚を邪魔した人物に違いないと決めつけ、このまま奥森を殺した罪も風見にかぶってもらえばいいと告げる。黎は風見に濡れ衣を着せることはできないと言うが、晶子は、『最後まで噓をつき通せば、幸せになれるのよ。爽ちゃんに言えるの、本当の事、あんなに黎のこと思ってくれてる子に』と、言い聞かせる。
黎は自分の部屋に戻り、クローゼットの中から、風見の部屋にあった同じ箱を見つけ、その中に入っていた、奥森の【人骨と黄色いバラ】に衝撃を受けるが、爽から送られてきた『私に出来ることがあれば、何でも言ってほしい』とのメールを見て、少し落ち着き、箱をクローゼットの中にしまう。
翌日、奥森家にやって来た一ノ瀬は、黎と晶子にDNA判定の結果、発見された頭蓋骨とトロフィーに付着した血痕が奥森のものだと説明したうえで、遺骨と凶器を持っていた風見が奥森殺害の容疑者と断定して風見の行方を追う。
晶子は怯える黎に『堂々としてればいいい』と言い聞かせ、その頃、街にいた風見は電光掲示板で放送されてる奥森殺害のニュースを見て、動揺。虎太郎(白洲迅)は、黎に爽との結婚式の状況を尋ねたうえで、『俺に出来ることあったら、言えよ』と、声を掛けるが、黎は言いかけて口を閉ざし、同じ頃、爽はいずみ(山本未來)に風見の弁護の件を謝罪する。
一方、自宅にいた晶子は2006年の日記を見ていた。奥森の物と思われる日記には『まるで、出口の見えないトンネルを歩いているようだ。この苦しみから逃れることは出来ないのか。手を上げるつもりはない、なぜ、傷つけてしまう。私の愛する家族なのに、私は家族を守らなければならないのに、本当に本当に、晶子に申し訳ない』と、綴られていた。
その頃、黎はいずみに悩んでいるのなら、爽に相談した方がいいし、爽も待ってるんじゃないかなぁと、ほのめかされる。爽は立花(遠藤憲一)から、黎との結婚を中止するよう命じられ、『黎も私も被害者なんだよ』と、反発するが、茜(岡江久美子)からも、黎のために結婚を延期した方がいいと言われ、どうしたら黎を助けてあげられるのかと思い悩んでしまう。
爽が自宅に戻ると、マンションで待っていた果凛(吉川愛)は『大変ですね。黎ちゃんのお父さんが殺されてたなんて…結婚相手としては、相当なマイナスポイントですよね、逃げ出しちゃったりして』と、爽を揺さぶるが、『そんなわけないでしょ。誰かを好きになることは、その人の痛みまで背負いたくなることだよ。理屈じゃないから』と、爽から返され、同じ言葉を言う2人に対して入る隙間がないと感じてしまう。
自宅にいた黎は爽に『明日、会おう』とメールを送信。クローゼットを開き、爽に奥森を殺した秘密を話した後、警察に自首する決心を固める。同じ頃、失踪していた風見は密会する晶子に『父の無念を晴らしたら出頭します。全部、僕がやったんだから…誘拐も、殺人も…』と、話し、晶子は薄ら笑いを浮かべていた。
奥森殺害で警察に出頭する晶子と口笛を吹くもう一人の黎が犯人!?
翌日、黎は晶子が出かけた後、メモを残し、爽に会いに行く。爽は黎に『あの人の謝罪が噓じゃなかったから許したかった。でも、もう無理…黎のお父さん殺してたから』と、顔を強張らせるが、黎はまだ、決まったわけじゃないと言い放つ。
暁人に時効の事を電話で話していた茜は背後から近づいて来た風見にナイフを突きつけられ、自宅の中に軟禁されてしまい、同じ頃、立花と密会していた晶子は立花から『まさか、ご主人が殺されていたとは…知ってたんですね。もうこの世にいないこと。本当に風見の犯行なのかよ、何か、知ってんだろう』と問い詰められるが、『何のことでしょう』と、とぼける。
茜の電話が途中で切れ、不審に思った暁人は実家に向かい、椅子に縛られていた茜はナイフで脅す風見に
『どうぞ、気の済む様にしてください』と言い放ち、ドアを強く叩く暁人に動揺する風見の目を見て、『行って!あなたが捕まることなんて望んでない』と、風見を逃がしてしまう。
一方、爽とカフェでお茶を飲んでいた黎は店を出て歩きながらゆっくりと思いを口にした。
黎
爽と出会えたこと、神様に感謝している。ずっと深くて暗いとこにいたんだ。誰ともかかわり合いたくなかったし、誰かを好きになることもなかった。そんな資格、俺にはないと思ってた。
爽と一緒に生きて行きたかった、爽が笑ってくれると、いつの間にか、俺も笑ってて…ここが俺の居場所なんだって、そう思えた。諦めたくなかった。爽の笑顔、見ていたかった…ずっと…出来ることなら、俺が爽を幸せにしたかった。でも……。
黎の言葉をキスで塞ぐ爽は、ありったけの気持ちを黎に伝える。
爽
結婚式は延期にしよう。司法修習が終わってからでもいい…うーうん、式なんて挙げなくっていい、だから、結婚やめるなんて言わないで。今日、ずっと、そう言おうとしてたんでしょ。入籍だけ予定通り23日にしましょう。これから、もっといろんな事が起きるかもしれない…お父さんの事で、黎が辛い時に何も出来なくても、側にいたい…家族として、ずっと、側にいるって言ったよね…。
そんな中、暁人から風見が茜を脅して逃亡したと、爽に電話が入り、2人は爽の実家に駆けつけ、暁人は風見の行方を追う。帰宅した立花は黎に『何で、お前がここにいるんだ』と詰め寄るが、爽は『そんなこと言ってる場合じゃないでしょ。パパのせいでママは…』と言いかけ、爽の言葉をさえぎり、傷跡がついていた手首を立花から握られた茜は時計を見ながら『もうすぐね』と、呟く。
同じ頃、自宅にいた晶子は『爽に会って、全部話してくる』という黎のメモを読み、電話しても繋がらないことから激しく動揺。庭に出る晶子は『ダメ、絶対にダメ!』黎の名前を叫びながら、黎の部屋でクローゼットの中にある奥森の人骨と黄色いバラを発見して、恐怖に怯えてしまい、泣きじゃくった後、庭に出て、奥森の日記を燃やす。
一方、暁人は時効まで、残り30分のタイムリミットで、風見を探していたが、見つからずに時効を迎え、悔しがり、河川敷にいた風見は涙を流していた。
晶子は黎のクローゼットの中にあった箱を持ち出して港西警察に出頭。11年前に奥森を殺害しましたと自供したうえで、箱の中身を一ノ瀬に見せる。
警察から晶子の出頭を聞かせれた黎は驚くことなく、まるで別人のように口笛を吹きスキップしていた。
【愛してたって秘密はある】8話 ツイッター感想
【第8話✨このあと10時30分】
残すところあと3話!すべての真相が垣間見える衝撃すぎるラストを刮目せよ!
「え…!?え?今のいったいどういうこと…?」
正直これはやばいです☺︎#愛してたって秘密はある #愛ある #日テレ #第8話 #今夜10時30分放送 pic.twitter.com/7VkZY3vVmv— [公式]愛してたって、秘密はある。 (@aiaru_ntv) September 3, 2017
もう一人の黎が姿を現した…
謎は全て解けた。黎を音読みすると「レイ」だけど、訓読みすると「くろ」
犯人のことをクロと言う。犯人は黎(レイ)君ではなく…
他人格の黎(くろ)君#愛してたって秘密はある— 道@楽しんだもの勝ち (@michihoge) September 3, 2017
もしかしてレイくん、お母さんに自主させる為に自作自演してた?まさか??#愛してたって秘密はある
— そうこ (@rain_night_sora) September 3, 2017
レイクンが二重人格で自作自演だったとすると辻褄が合うが、視聴者に伏線与えなすぎなので、そういうオチなら残念すぎる。#愛してたって秘密はある
— SawakoK (@OliviaVIII) September 4, 2017
衝撃のラストって言ってただけにラストは鳥肌立ったもんねwww思わず黎くんどーしたのー????!!!って叫んでしまったものwwwまだ観てない人絶対観て!!ってこれ見ちゃってる時点でネタバレしちゃってるね(´・ω・`)サーセン#愛してたって秘密はある
— ひなこぱんだDX。.:*・゜ (@hina5pa_niiax2) September 4, 2017
【愛してたって秘密はある】8話 感想とまとめ
8話のラスト結末で晶子が出頭したと知らされても驚くことなく、冷静に口笛を吹いていた黎のラスト結末の言動行動に衝撃を受けた【愛してたって秘密はある】第8話
今まで、黎に奥森を思い起こさせる凶器や、不気味なメールを送りつけたりしていた犯人が、それぞれの犯行が可能な晶子だと、考察していましたが、8話のラストで、ものの見事に覆されてしまいました。
11年前に奥森からDVを受けていた母の晶子を守る為に父・奥森を殺害したことから、長い間、罪の意識に苛まれ、出口の見えない暗闇にとじ込まれていた黎の心の傷を癒し、助けるために、もう一人の黎が現れ、愉快に口笛を吹いていたのでしょう。
かって、解離性同一性障害(かいりせいどういつせいしょうがい)と、呼ばれていた多重人格の原因のほとんどは深い心の傷を負ったトラウマからくるので、そう考察すれば、もう一人の黎が犯人だと予想して間違いないと思えましたが、6話で黎が犯人とやり取りしていたメールの相手はもう一人の黎ではないはずです。
黎がメインの犯人だとしても、ぞれぞれの場面では、犯人は複数いるのではないでしょうか?
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