黒革の手帖 米倉涼子 キャストとあらすじ! 最終回のネタバレ感想と元子が辿るラスト結末とは?

2004年最終回の7話で17.7%の視聴率を記録して有終の美を飾った米倉涼子版【黒革の手帖】

米倉涼子さん演じた悪女元子が銀行から1億2000万円横領し、クラブ【カルネ】を開き
黒革の手帖を武器に波子(釈由美子)のスポンサー楢林(小林稔侍)から5000万円を恐喝!

波子の開店を阻止した元子は裏口入学リストを盾に橋田(柳葉敏郎)から料亭【梅村】の譲渡を迫り
長谷川(津川雅彦)が所有する銀座一のクラブ【ロダン】の買収に乗り出すが……!?

最終回で長谷川に追っ手をかけられ、駆け落ちした元子と安島(仲村トオル)が辿る
ラスト結末までのあらすじネタバレ感想をキャストと共にご紹介します。

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黒革の手帖 米倉涼子 キャスト一覧

原口元子(米倉涼子)

東林銀行北口支店のベテラン女子行員として勤務しながら
クラブ経営を学ぶため、岩村叡子がママとして切り盛りする【燭台】でアルバイトをしていた。

10年間で400万円の貯金しかできない貧乏で平凡な人生から抜け出すために
脱税用の架空名義預金者の全リストを写し取った【黒革の手帖】を盾に1億2000万円を横領する。

そのお金をもとにして銀座7丁目にフランス語で手帖を意味するクラブ【カルネ】をオープンし
楢林、橋田などを恐喝しながら、銀座で一番のクラブ【ロダン】のママにまでのし上がっていく。

銀座ではお金を支配することだけ考えて男に囲われることなく
一生誰も愛さないとの信念を持っていたが、女の本能を目覚めさせられた安島に対して惹かれていく。

米倉涼子 1975年8月1日 42歳 神奈川県横浜市出身。5歳からの15年間、クラシックバレエを続け、1992年第6回全日本国民的美少女コンテスト審査員特別賞受賞後、翌年には雑誌【CamCan】でモデルデビューして一気にブレイクし、1999年ソトロケで女優デビューする。女優に転身後は松本清張の3部作【黒革の手帖】【けものみち】【わるいやつら】で、悪女役を演じて予想以上の反響を呼び、2012年7月にはブロードウェイで公演される【CHICAGO】でのロキシー・ハート役で主演デビュー。同年からスタートされ主演を演じる【ドクターX〜外科医・大門未知子〜】シリーズは最高視聴率27.4%を記録し一躍視聴率女王となった。2017年秋ドラマとして、ドクターXの5期が放送される。

山田波子(釈由美子)

男に捨てられて途方に暮れていたが、元子に拾われ、クラブ【カルネ】のホステスになる。

楢林に気にいられてからは湯水の用に金を貢がせ、楢林をスポンサーに【カルネ】の上の5Fに
クラブ【バーデンバーデン】を開店しようとするが、元子の策略によって失敗に終わる。

元子を恨み、その後、長谷川に取り入って、ロダンの大ママにしてもらうが
買い戻した元子から放り出され、元子の悪事を警察にリークする。

釈由美子 1978年6月12日生まれ 39歳 東京都出身。1997年、短大在学中に漫画雑誌 【週刊ヤングマガジン】のMissキャンパスグランプリからグラビアアイドルとしてデビューし、1999年【ツインズな探偵】で女優デビューを果たし、2003年深夜ドラマ【スカイハイ】で地獄の番人の役を演じてブレイクする。翌年には本作【黒革の手帖 】で山田波子役を演じ、2007年【ヒミツの花園】でファッション誌の編集者・月山夏世役で主演を務め、翌年にテレ朝で放送された【七人の女弁護士】でも主演の藤堂真紀役を演じた。2017年は【あいの結婚相談所】第2話で園田有希役として出演している。

岩村叡子(山本陽子)

老舗クラブ【燭台】のママで銀座のご意見番的存在。

燭台でクラブ経営を学んでいた元子に大口の客を紹介するなどしてくれた師匠であり恩人。

元子が独立してカルネを開店する時も『銀座での掟や分相応な生き方をするように』忠告している。

山本陽子 1942年3月17日生まれ 75歳 東京都出身。高校卒業後、勤務していた野村證券の同僚が、内緒で日活に応募書類を送り、見事合格して第7期日活ニューフェイスとして芸能界デビュー。当初は脇役ばかりだったが、1965年にTBSで放送された【光る海】で人気を博し、テレビドラマへ進出してからは清楚な美貌で大ブレーク。その後も【白い影】【白い滑走路】【となりの芝生】など、出るドラマで軒並み高視聴率をマークし、1982年に放送された本作の初代【黒革の手帖】では平均視聴率17.4%を記録して、いつしか“視聴率女王”と呼ばれるようになり、日本を代表する大女優となった。

紺野澄江(吉岡美穂)

 料亭【梅村】の女中だったが、カルネのホステスになる。

元子から200万円貰い、橋田の裏口入学に関する情報を掴むため、身代わりとして送り込まれる。

吉岡美穂 1980年2月3日生まれ 37歳 大阪府東大阪市出身。2000年全日本GT選手権【マリオレーシングチーム】のキャンペーンガールとなり芸能界デビュー。グラドルで人気を博し、2002年に【掛けてミホ!】のキャッチコピーと共にアデランスのCMでブレイク。同年、深夜ドラマ【Pな彼女】で主演の後藤美奈子役を務めて一気に人気者になり、2004年に本作【黒革の手帖】で紺野澄江役を演じた。2006年、SHAZNAのIZAMとの結婚後は芸能活動よりも家庭を優先している。

安島富夫(仲村トオル)

民政党の江口衆議院議員の秘書だったが、江口急死後、長谷川の後援を得て、出馬表明する。

元子への思いを断ち切れず、追い込みをかけられていた元子を助け出し、国外逃亡を図るが
車に装着されたGPSから捕まってしまう。

長谷川に裏切りを許され、国会議員に当選後、元子から要求された手切れ金2億円を渡し
シンギミココロの会の創始者の孫娘・伽耶子と政略結婚する。

仲村トオル 1965年9月5日生まれ 51歳 東京都出身。1985年の映画【ビー・バップ・ハイスクール】で主演のトオル役に抜擢され俳優デビュー。同作のシリーズと【あぶない刑事】でトオル役を演じたことから、人気を博し、ブレイクする。その後も多数の映画やドラマに出演し、2004年に本作【黒革の手帖】での安島役、2006年【けものみち】久恒春樹役を演じ松本清張の2作品で米倉涼子と共演。2008年チーム・バチスタシリーズ白鳥圭輔役では伊藤淳史とW主演を務め、2016年の人気ドラマ【家売るオンナ】では屋代大役を演じた。現在、長年に渡ってパーキンソン病と闘い難病に苦しむ妻・鷲尾いさ子を娘と協力しながら、全身全霊で支えている。

橋田常雄(柳葉敏郎)

 大手進学予備校・橋田医科進学ゼミナールの理事長。

元子に惚れてこんで、ロダンを買ってやると、しつこく口説いていた。

ところが、澄江を使い裏口入学に関する手帖の写しと架空名義預金を記述した
黒革の手帖を盾に元子から料亭【梅村】を恐喝されてしまい、殺したいほど憎むようになる。

柳葉敏郎 1961年1月3日生まれ 56歳 秋田県出身。高校卒業後【スター誕生!】へ応募し、落選するが、それをきっかけに上京し、渋谷の路上で寸劇をしていた【劇男零心会】に加わった後に【劇男一世風靡】を結成して、再結成された【一世風靡セピア】のメンバーとして歌手デビューし、若者から人気を得る。1983年【欽ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子】に良川先生でレギュラー出演。秋田弁が受けて大ブレイク。翌年には、一世風靡セピアのシングル【前略、道の上より】が大ヒット。その後は【男女7人秋物語】【君の瞳をタイホする!】【愛しあってるかい!】などに出演し、トレンディ俳優としての地位を築いた。2004年には本作【黒革の手帖】で橋田常雄を演じ【踊る大捜査線】シリーズで演じた室井慎次役は2005年の映画【容疑者 室井慎次】としてもヒット作となった。

長谷川庄司(津川雅彦)

 総会屋・神榮商事グループ会長で、政財界で暗躍するフィクサー。

安島を一人前の政治家にするためにシンギミココロの会の創始者の孫娘・伽耶子との政略結婚を命じる。

2億6000万円でロダンを買収しに来た元子に手付金5000万円、違約金8400万円で売り渡すが
周到な罠を仕掛けて、決済出来なくしてしまい、元子に追い込みをかける。

津川雅彦 1940年1月2日生まれ 77歳 京都府京都市出身 。芸能一家に生まれ、7歳の時子役として【狐の呉れた赤ん坊】に出演し、16歳の時、石原裕次郎の弟役を探していた石原慎太郎が一目見て気に入り、強引にキャスティングされて日活映画【狂った果実】に出演したところ、映画のヒットとともにたちまちスターに上り詰め、日活の看板俳優となった。その後、松竹へ移籍するが、ヒットに恵まれず、窮地に立たされていたが、1972年から開始された必殺シリーズの悪役が予想以上の反響を呼び、新たな才能を開花させ、時代劇の出演では、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のをすべて演じ、こと、家康に関しては5回も演じている。また、松本清張作品の出演も多く、本作【黒革の手帖】の他にも、【強き蟻】【霧の旗】【かげろう絵面】などを含む9つの作品に出演している。好色でひと癖もふた癖もある悪役としての確固たる地位を築き、日本を代表する大物俳優として活躍している。

楢林謙治(小林稔侍)

 楢林美容外科クリニックの院長で市子とは長年の愛人関係にある。

カルネで出会った山田波子に入れあげ、相当な金を貢ぎ、波子の新店のスポンサーになるが
元子から5000万円恐喝されてしまう。

その後、20億円の脱税で摘発され、元子の仕業だと思い、恨みを持ち続けている。

小林稔侍 1941年2月7日生まれ 76歳 和歌山県出身。第10期東映ニューフェイスのオーディションに合格。1963年【海軍】【やくざの歌】でデビュー後は、仁侠アクション映画やアクションドラマ・刑事ドラマなどに出演し、映画【新仁義なき戦い 組長の首】では深作監督から菅原文太の舎弟役に抜擢された。1980年代前半までは脇役・悪役を中心に演じてきたが、1986年【はね駒】で斉藤由貴の父・橘弘次郎役として朝ドラにも出演するようになった。1990年にはテレビ朝日で放送された【なんでも屋探偵帳】で新聞記者から脱サラして便利屋に転職した胡桃五郎役で主演。同作はシリーズ化され、好感度ランキングの上位にも顔を出すようになった。2004年には本作【黒革の手帖】で楢林役を演じ、1998年から2017年まで続いている2時間ドラマ【税務調査官・窓際太郎の事件簿シリーズ 】では窓辺太郎役として主演を演じている。

中岡市子(室井滋)

 楢林美容外科クリニックの婦長で楢林院長の愛人。

元子にそそのかされて、脱税用の裏帳簿を持ち出し、楢林への復讐を遂げるが
利用されていたことに気付き、楢林のもとに戻ってから、復讐の機会を狙っている。

室井滋 1958年10月22日生まれ 58歳 富山県出身。大学在学中に村上春樹原作の映画【風の歌を聴け】で映画デビューを果たし、1988年にフジテレビで放送され【恩田三姉妹】の次女・恩田レイ子役を演じた【やっぱり猫が好き】のドラマのヒットとともに、一躍人気者となる。1995年萩原健一の前妻で幽霊となった喜劇映画【居酒屋ゆうれい】では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・キネマ旬報最優秀助演女優賞・ブルーリボン賞助演女優賞など数々の映画賞を獲得した。松本清張の作品には、本作【黒革の手帖】での中岡市子役の他に【夜行の階段】【わるいやつら】【黒い樹海】にも出演。2017年には【人は見た目が100パーセント】で敏腕女社長の松浦栄子役を演じ、こと、喜劇においては確かな演技力と存在感で、欠かせない女優である。

村井亨(渡辺いっけい)

 東林銀行北口支店の次長だったが、元子の横領の責任を取らされ、辞職に追い込まれる。

その後、長谷川に拾われ、元子への復讐の機械を伺っている。

渡辺いっけい 1962年10月27日生まれ 54歳 愛知県出身。1983年【劇団新感線】に参加し、大学卒業後に入団した【状況劇場】を退団後、1990年NHKで放送された【びいどろで候〜長崎屋夢日記】第3話の侍役でドラマデビュー。1992年朝ドラ【ひらり】で演じた両国診療所と相撲部屋の医師・安藤竜太役で人気を博した後【京都地検の女】【黒革の手帖】【ガリレオ】【ストロベリーナイト】などのドラマ・映画に出演し、人気のある脇役専門としての地位を築き上げた。2017年は11月に放送される【精霊の守り人 シーズン3】で、吉川晃司演じるジグロの兄・カグロ役の出演が決定している。

藤岡彰一(小野武彦)

 東林銀行北口支店の支店長だったが、元子の横領の責任を取らされ、左遷。

カルネに乗り込み、アイスピックで襲いかかるも失敗に終わり、飛び降り自殺する。

小野武彦  1942年8月1日生まれ 74歳 東京都出身。俳優座養成所卒業後、文学座に入り、1969年【キイハンター57話 】黒木進名義で出演しドラマデビュー。その後、脇役を中心に活動した後【王様のレストラン】での梶原民生役【スリーアミーゴス 踊る大捜査線】で演じた袴田健吾役などの助演で人気を博した。松本清張の作品は【黒革の手帖】【殺意】【点と線】【三億円事件】に出演している。

櫻井曜子(紫吹淳)

 元子の行きつけの美容院の店長で、タロット占いで元子にアドバスしている。

紫吹淳 1968年11月19日生まれ 48歳 群馬県出身。1986年に宝塚歌劇団入団し、花組、星組などで頭角を現した後、月組に移動し、真琴つばさの下で2番手になる。2000年に新専科に移動し、ベルリン公演に主演。2001年に真琴つばさの後任として月組に戻り、トップスターに就任。2004年3月【薔薇の封印-ヴァンパイア・レクイエム】を最後に退団し、同年【黒革の手帖】でドラマデビューした。2012年【ドクターX〜外科医・大門未知子〜】ではチーフ看護師の千葉園子役として出演。2016年は【遺産相続弁護士 柿崎真一 】第1話で山岸倫子役を演じ、現在は舞台女優を中心に活動している。

伽耶子(真木よう子)

 宗教団体【シンギミココロの会】創始者の孫娘で、安島と婚約して政略結婚する。

真木よう子 1982年10月15日生まれ 34歳 千葉県出身。中学卒業後、仲代達矢主宰の俳優養成所【無名塾】に入塾し、2000年に無名塾公演【どん底】でナターシャ役に大抜擢されるが、同年、仲代から稽古をさぼってると誤解され、けんかして、退塾。翌年、NHKドラマ【茂七の事件簿 ふしぎ草紙 】第4話 お雪役でドラマデビューを果たし、2004年に本作【黒革の手帖】最終回に伽耶子役で出演。翌年は初主演映画【ベロニカは死ぬことにした】で初ヌードを披露して話題になった。2006年【ゆれる】では第30回山路ふみ子映画賞新人女優賞を受賞し、2010年大河ドラマ【竜馬伝】で龍馬の妻を演じてブレイク。2013年主演映画【さよなら渓谷】では第5回TAMA映画賞 最優秀女優賞、第38回報知映画賞 主演女優賞、第37回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞など、7つの賞を総なめした。2014年は得意のアクションを活かした【MOZU】での公安巡査部長・明星美希役を熱演。翌年は【問題のあるレストラン】【かもしれない女優たち】と2つのドラマで主演。2017年も現在放送されてる【セシルのもくろみ】で主演の宮地奈央役を演じている。

黒革の手帖 米倉涼子 あらすじとネタバレ

原口元子(米倉涼子)は顧客が脱税用に預金していた借名口座から1億2000万円を横領し、架空名義預金者と金額を記述した黒革の手帖と引き換えに藤岡支店長(小野武彦)と村井亨(渡辺いっけい)から、今後一切請求しないという念書を取り、横領を不問にさせることに成功する。

元子は銀座での生き方のイロハを学んでいた老舗クラブ【燭台】のママ・岩村叡子(山本陽子)に
独立して店を出すことを告げ、横領した金を元手にフランス語で手帖を意味するクラブ【カルネ】を華々しく銀座にオープンし、男に捨てられ、途方にくれていた山田波子(釈由美子)を拾う。

早速、カルネでホステスとして働き出した波子は、男を手玉に取る術と小悪魔的な美貌を武器にめきめきと頭角を現し、常連客の楢林譲治(小林稔侍)をスポンサーにして、カルネと同じビルの5Fに【バーデンバーデン】を開店して独立すると言い出す。

銀座の掟を破り、カルネを潰しにかかる波子に激怒した元子は、楢林産婦人科医院の婦長で愛人の中岡市子(室井滋)の女心を利用し、裏帳簿を拝借させて、写しをとっておいた黒革の手帖と裏帳簿を盾に楢林から5000万円を恐喝し、波子の開店を潰してしまう。

ある日、元子は横領の責任を取らされて子会社に左遷されて、カルネに乗り込んで来た元・東林銀行の支店長・藤岡と激しい言い争いになり、アイスピックで襲われそうになるが、衆議院議員の秘書で選挙に出馬することになった安島富夫(仲村トオル)に助けられ傷ついた腕に唇を合わされてしまい無意識に女の本能を呼び起こされる。

その後、料亭【梅村】で女中をしていた紺野澄江(吉岡美穂)がカルネで働くことなり、元子は
銀座一のクラブ【ロダン】を買ってやるから自分の女になれと口説かれていた橋田医科進学ゼミナール理事長(柳葉敏郎)が梅村を買い取る話を小耳にはさむ。

同じ頃、開店を阻止され激怒した波子がカルネに乗り込んでくるが、元子から放り出され
『あんたを銀座から追い出してやるわ!』と復讐を誓う。

そんな中、元子は故江口衆議院議員の秘書・安島富夫(仲村トオル)から『キミ、銀行に務めていた時、何したの?』と衝撃的な言葉をかけられ、そのままホテルに向かい、ベッドの中で、口止め料かと訊ねる安島にそうかもしれないし、自分でもわからないと答える。

知らず知らずのうちに安島に惹かれていく元子は安島との恋を断ち切り、ロダン買収のため、澄江に200万円渡して、橋田の裏口入学に関する情報を手に入れ、第二の黒革の手帖を武器に橋田を恐喝。
橋田が所有する料亭【梅村】を20年ローンの5000万円で譲渡するという念書を書かせる。

一方、安島はロダンのオーナーで総会屋の長谷川庄司(津川雅彦)に指示を受けた政略結婚の相手である宗教団体【シンギミココロの会】創始者の孫娘・伽耶子(真木よう子)とお見合いをして
『僕はあなたのことが気に入りました。できれば、選挙前に結婚したい』と告げて足早に立ち去る。

橋田と話しをつけた元子は長谷川に2億6000万円、手付金5000万円、残金の40%の8400万円を違約金として、残金を一ヶ月後に支払う商談をまとめ、後日手付金を渡し、ロダンを手に入れた。

ところが、長谷川から入れ知恵された橋田から法律上勘違いを意味して、錯誤による無効から梅村キミに所有権移転登記され、譲渡が出来ないと云われ、元子はロダンの決済が出来なくなってしまう。

元子(米倉涼子)と安島(仲村トオル)が最終回で辿るラスト結末とは?

長谷川から一晩付き合えば、2億円の借金がなくなるという辛い役目を命じられ元子に進言しに来た安島は『あなたのように人形のような言いなりにはならない』と言葉を返され冷たい言葉を元子に浴びせる。

『キミに言われなくてもわかってる。でもオレはただの人形じゃ終わらない!今日ここに来るのは死ぬほどイヤだったが、完全にキミを吹っ切れたよ。これで会長から金を貰い、政略結婚をして、めでたく当選だ。光輝く議員バッチがオレの劣等感を吹き飛ばしてくれる、キミに礼を言うよ』

『私もまだまだ甘いわね、あなたの言葉、あなたが私に見せてくれた感情はもしかしたら
それだけは本当だと思ってうぬぼれてたんだから、噓ばっかりのこの街で、あなたも私も噓つきだけど…』

『たった一つだけ奇跡みたいな本当があるとしたら、それはあなたと私の間に生まれたものだと思ったの
私の人生にも迷いがあったわ。だから、あなただけは私を助けてくれるんじゃないかって……
それなのに、さらにどん底に突き落とされるとはね、私まで長谷川の人形になってしまって……』

安島は帰り道の電話ボックスに頭を叩き付け、力のない自分の不甲斐なさを痛感していたが
元子は涙を拭い『負けるもんか!』と奮起して金策に奔走する。

高価な貴金属を買取業者から420万円に叩かれ、キャンセル料8400万円にほど遠い元子は燭台のママに5000万円の借金を懇願しに行くが、『もっと泥にまみれてからいらっしゃい』と突き放される。

さらに店の高いボトルだけがなくなりマネージャーから売上金を持ち逃げされうえ
マンションに隠してあった黒革の手帖までも盗まれてしまう。

長谷川の仕業だと思った元子は長谷川の元へ出向き、橋田に知恵を与えたうえで、錯誤によって梅村の土地の譲渡を阻止したことや、黒革の手帖を盗ませたことも会長の差し金だと詰め寄り言葉を継いだ。

たった一晩、私を自由にして、何がおもしろいんですか?そんなにご自分の力を見せつけたいんですか。私、やはり、嫌なものは嫌でございます。殺されても嫌でございます!

『それが答えか!うちの攻め方は厳しいぞ!自殺はさせても自己破産だけは絶対にさせない。俺が怖くないか!今夜は泣いて許しを請うキミの姿を見られると思っていたが、その度胸に敬意を表したい』

『一晩付き合えなんて、失礼な言いぐさだった。お前の一生丸ごと引き受けよう、この長谷川の力をすべて与えよう、ルダンはもちろん、銀座のどの店でも買ってやる。お前には誰も逆らわせない。囲うのではなく好きな男が出来たら、いつでも添わしてやる。ただし、安島以外のな!!』

意味の分からない元子に長谷川は血縁者以上の強い絆で結ばれた盃を交わすことだと言い放ち断る元子によく考えるよう詰め寄り、明日迎えに行かせると云って元子を長谷川邸から解放する。

元子は翌日、いきつけの占い師・櫻井曜子(紫吹淳)から、強い影響力を持つ男性はあなたと共にあることを強く望んでいるので信じてもいいが、もう一人は悪魔のような存在で、あなを裏切る男だと告げられる。

元子が安島と長谷川のどちらが悪魔なのか?と自問自答している矢先に迎えがやって来た。

長谷川に会った元子は盃を受けようとするが、机の上に置き、誰の力も借りたくないと断り、立ち去る。

その晩、元子はホステスたちに給料を支払った後、マネージャーに売上金を持ち逃げされ
ルダンが人手に渡ることを打ち明けて、足らない分を謝罪する。

ホステスたちが元子に同情していると、波子と村井が現れ、元子は追い出そうとするが
波子は得意の関西弁で勝ち誇ったかのように口を開いた。

『あんたこそお家にお帰り!あんたはもう、この店のママじゃないやん。私が新しい大ママやもん。
やっとあんたを銀座から追い出すことが出来るわ、最後に正義は勝つんよ!』

元子は波子と村井にルダンから追い出され、長谷川邸では安島が立ち合い
大物政治家と長谷川との間で闇献金の受領が行われ、安島が領収書を預かっていた。

安島は長谷川に元子を許してやってほしいと懇願するが意見をするな!と一喝され、土下座して謝罪する。

長谷川は橋田にルダンを2億円で売りつけ、自宅に戻り借金取の貼り紙をはがし監視が付いていた元子は
子連を装い脱出を図るが、長谷川の部下に見つかってしまう。

必死に逃亡する元子は長谷川の部下に捕らわれそうになってしまうが、車に乗った安島から助けられる。

元子を連れ去り、長谷川が知らない別荘に向かった安島は選挙事務所から持ってきた現金1800万円を見せて国外逃亡を提案し、疑う元子に持ち出した1億円の闇献金の領収書を見せて安心させ、本音を口にした。

どんなに悪い女でも、俺は今のキミが好きだ!ここに来てよかった。俺は絶対に後悔はしない

安島は元子を抱き寄せ、別荘の外にいた長谷川の部下は灯りがついている部屋を見ていた。

翌日、安島は元子と打ち合わせた後、地図と小松空港の運行表を手に入れるために出かけるが
車に装着されていたGPSによって、村井たちに捕まってしまう。

別荘に戻って安島を待っていた元子は長谷川たちの追っ手に気づき、闇献金の領収書を持ち出し
逃亡を図り、駅に辿り着くが、改札口でお腹をおさえ、苦しみながら気絶してしまう。

元子が楢林、市子、橋田、波子たちがあざけ笑う悪夢の中から目覚めると
搬送された病院の看護婦から流産したことを知らされる。

安島の子供を流産した元子は言葉を失うが、1億円の領収書を確認して退院した後
料亭【梅村】に向かい、12月8日付けの闇献金の領収書を長谷川に買ってほしいと迫った。

『私の借金をチャラにして手付金5000万円を返して下さい。これで会長と私は貸し借りなしの5分と5分!
私の事はお忘れ下さい。明日までに5000万円振り込んで下さい!』

翌日、元子は長谷川から5000万円振り込まれ、闇献金の領収書が本物だったことから
本気で自分と一緒に逃亡しようとしていた安島の気持ちが嬉しかった。

元子は国会議員に当選した安島の祝賀パーティーに出向き、雄姿を見届けた後に立ち去り
追いかけて来た安島に別れを告げるが、安島は元子を引き止め気持ちをぶつける。

『さよならなんて云うな!どうして俺たちが別れなきゃいけないんだ!会長の思うつぼじゃないか。
それにキミは過去の事のように云うけど、まだ終わってない。無理矢理引き裂かれたんじゃないか!』

チャンスはあの時、一度だけだった。分かってるでしょ、あなたも……私に愛人になれって云うの!?

元子は束縛もしないし、心さえ結びついていればそれでいいと云う安島に対し
長谷川と同じ事を云ってると告げ、お互いを断ち切るための2億円を要求して立ち去る。

安島はバックに付けていた宗教団体から2億円を献金してもらい、元子に振り込んだ。

その後、元子は会社名義を使い、2億2000万円で橋田からルダンを買収し
悔しがって契約を白紙に戻せと声を荒げる橋田に4億円を提示して店で待ってると告げ、立ち去る。

はらわたが煮えくり返る橋田はお金が入ったジュラルミンケースをぶちまけていた。

ミンクの毛皮を着て颯爽とルダンに現れた元子は波子に所有権移転経過証明書を見せたうえで
『あなたに銀座は似合わないわ』と、店から出て行くよう波子に詰め寄る。

ルダンに置いてある店の花瓶や調度品を放り投げてたたき割る波子は
『倍にして返したるからな!』と捨て台詞を残して店を出ていき、翌日、元子の恐喝の件を警察にリーク!

元子は銀座通りを歩きながら目の前に停止したパトカーを見て怯えてしまい
東林銀行北口支店の借名口座から1億2000万円を横領したあの日のように全速力で走りだした!

黒革の手帖 米倉涼子 感想とまとめ

米倉涼子さんの背が高くてグラマーで美脚を誇る抜群のプロポーションが
元子の着物やドレス姿を一段と映えさせていましたね。

特に、ドレス姿や私服でミンクを羽織った時の米倉涼子さん演じる元子は
美しさの中にたくましさを感じさせる凛とした銀座のママとしての貫禄を感じました。

また、柳葉敏郎さん演じる橋田を恐喝した際に見せた凍りつくような冷たい流し目は印象に残ってます。

そして、津川雅彦さん演じる長谷川にも臆することなく、堂々と渡り合い
ラスト結末には安島役の仲村トオルさんとの恋も2億円に変えてしまうパワフルな元子は見事でした。

原作や山本陽子さん【黒革の手帖】で、元子が辿るラスト結末は、手足を拘束され
絶叫して終了しますが、パワフルで、ただでは転ばない米倉版【黒革の手帖】のラストが良かったです。

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