【精霊の守り人 シーズン2】第8話ではタンダとジンからチャグムの生存を知らされたバルサ。ニノ妃から用心棒を依頼されたバルサがロタ王国のツーラム港へ向かうところからストーリー展開。
最後はヒュウゴがチャグムの情けを利用してタルシュ帝国に降伏させたことが判明!!バルサがヒュウゴに殴り掛かる…というラスト結末でした。
現在放送中のシーズン3 最終章を楽しんで頂くため【精霊の守り人 シーズン2】第8話を振り返ってあらすじとネタバレをまとめました。
【精霊の守り人 シーズン2】第7話のあらすじとネタバレはこちらのブログカードからご覧ください。
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【精霊の守り人 シーズン2】第8話 あらすじとネタバレ 王子の足跡
チャグム(板垣瑞生)の死を知らされたバルサ(綾瀬はるか)はチャグムと旅した日々を思い出していた。悲しみに沈むバルサの横には口が利けなくなったアスラ(鈴木梨央)が寄り添っている。
新ヨゴ国宮殿では帝(藤原竜也)の前に、聖導師(平幹二郎)シュガ(林遣都)ガガイ(吹越満)をはじめとした星読たちとラドウ陸軍大将(斉藤歩)を筆頭とした兵たちが集結している。皇太子の座にはチャグムの弟・トゥグム(高橋幸之介)がついていた。
帝はチャグムを軍神にまつりあげて戦へ突き進むと宣言…。ラドウは国境と港の封鎖を行うとした。帝に呼ばれて帰還前の船でチャグムを暗殺した理由を尋ねられたモン(神尾佑)はチャグムがタルシュ帝国と内通したと説明する。
帝は『私の息子を…よくぞ殺してくれた。私の代わりに…よくぞ、チャグムを、神へと導いた…』とモンには見えないところで密かに涙を流す。
シュガからチャグムの生存を聞かされた聖導師は悲しみに沈む二ノ妃(木村文乃)にそっと伝える。聖導師からチャグムがロタ王国に向かったと聞いた二ノ妃は急いでバルサを探すよう命じる。
チャグムが死んだと聞かされたバルサは無力感に襲われながら、ロタ王国へ向かう護衛士の仕事を探していたが、商人の行き来がない。バルサが馴染みの口入れ屋から出ようとしたところに、タンダ(東出昌大)とジン(松田悟志)が現れた。
チャグムが生きてることをバルサに伝えるタンダ。ジンはバルサに金貨が詰まっている袋を渡して、二ノ妃から用心棒に雇いたいとの伝言を伝える。
再び生気が甦るバルサはチャグムが持っていた宝石を手がかりにツーラム港へと馬を走らせて行く。ツーラム港に辿り着いたバルサは盗品を扱う店の捜索を始めるが行方が掴めない。
店を出るバルサのあとをつけていた海賊セナ(織田梨沙)は盗品商オルシ(寺十吾)の店を教える。セナに教えてもらった合言葉を使って店に入ったバルサは、王族しか持てないタルファの首飾りのような宝石を持ち込んだ者がいないかとオルシに聞く。
バルサを痛めつけて吐かせるよう用心棒たちに命じるオルシ。用心棒たちがバルサに襲い掛かるが、バルサは拳と回し蹴りで用心棒たちを撃退。
オルシを壁に押し付けて宝石を持ち込んだ者が海賊の赤目のユザン(平山祐介)で、南部大領主スーアンの息子・オゴン(サンドウィッチマン・富澤たけし)が買い取ったことを白状させる。
オルシを人質に脱出を試みるバルサ。ところがオルシを解放した途端に門番(モハメド ヨネ)と大勢の用心棒たちから囲まれてしまい、短槍をセナに預けてしまったバルサは素手で闘う。
そこにヒュウゴ(鈴木亮平)が現れ、敵だと思ったバルサはヒュウゴと拳をぶつけ合う。ヒュウゴはバルサに構うことなく、瞬く間に用心棒たちを素手で打ちのめす。
セナから短槍を渡されたバルサはヒュウゴの強さを見ながら走り去る…。
酒場でユザンを待ち構えていたバルサは誰から宝石を盗んだのだと詰め寄る。剣を抜きさるユザン。すでにバルサがユザンの喉元に短槍を突きつけてると、スーアン(品川徹)の命を受けた大勢のロタ兵たちが押し寄せて来た。
仕方なく、ユザンを連れて運河沿いに逃げ去るバルサ…。すると、倉庫の扉が開き、セナが現れる。バルサはユザンを掴んで、倉庫に入った。
セナから詰問されたユザンはラッシャロー(海をただよう民)を襲った時にチャグムがいたと話す。船の中に乗っていた美しい娘をさらおうとしたが、娘をかばうチャグムがタルファの首飾りを渡し、自分を奴隷として、ロタ商人に売るよう言われたのだと打ち明ける。
チャグムを奴隷商人に売ったのかと激怒するセナ。ユザンはツーラム港で降ろしただけだと答える。消息が分からずじまいだったチャグムはロタ王に会うため身にまとう衣を購入しようと衣裳店店主(クリス松村)に掛け合っていた。
店主からヨーサム王(橋本さとし)の死を知らされたチャグムは衝撃を受ける。
チャグムがまだ近くにいると考えたバルサがさっそく動こうとすると、そこへ、ヒュウゴが現れた。ヒュウゴはチャグムが南部の大領主に捕まったと告げた上で、ヨーサム王の死によって、完全に二分されたロタ王国はいつ内乱が起きても不思議ではなく、チャグムはその切り札にもなるのだと話す。
バルサに何者なんだと聞かれたヒュウゴは静かに口を開く『…短槍使いのバルサ。まさか、このロタ王国で会えるとは… 新ヨゴ国の誰かが、チャグム殿下が生きてることをあなたに告げた』
ヒュウゴの言葉に目が光るバルサは詰め寄る『お前はもしかして、チャグムをさらったヨゴ人か?』
南部領主スーアンの居城ではチャグムが監禁されていた。スーアンはイーハンに対抗する策として、息子のオゴンを新王にするべく、タルシュ帝国への駆け引きの材料としてチャグムを利用しようと密かに動いていたのだ。
セナとユザンが立ち去り倉庫ではバルサとヒュウゴが2人きりで話している。バルサはヒュウゴになぜタルシュ帝国がチャグムを手放したのかと詰問する。
ヒュウゴはタルシュに降伏したチャグムが国に戻って父を殺すことをラウル王子に約束させられた。それが戦を避ける唯一の方法だった。自分の命を救うためでもあったと答えた。
『それは、どういうことだ?』とヒュウゴに詰め寄るバルサ。
『それは全部、私が仕組んだことだ……!』と答えるヒュウゴはチャグムを降伏させる為に目の前で自分を処刑するよう進言していたのだった。
チャグム殿下の情けを利用させてもらったと計略を明かすヒュウゴ。バルサはチャグムを罠にかけたヒュウゴを殴りつける…という展開でした。
【精霊の守り人 シーズン2】第8話 感想とまとめ
【精霊の守り人 シーズン2】第8話ではオルシの用心棒たちと闘うバルサ。空中で一回転する綾瀬はるかさんのワイヤーアクションと着地後の回し蹴りがキレッキレでしびれましたね。
バルサの瞬発力と戦闘力が発揮されるこの場面も【精霊の守り人 シーズン2】の第5話で川に飛び込むシーンと同じように好きなアクションシーンです。
また、ヒュウゴの登場の仕方がカッコ良かった。風のように現れて、バルサと拳をぶつけ合うヒュウゴ。
バルサを逃がしてたった一人で瞬く間に用心棒たちを打ちのめすヒュウゴの強さは素手の戦いでは一番かもしれませんね。悲劇的な人生から、地を這うようにしてのし上がる過程を描いたヒュウゴの少年時代を描いている原作【炎路を行く者】を彷彿させる強さでした。
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